カーペットのシミ抜き方法 更新日: 2022-04-19 投稿日: 2021-08-03 お手入れラグ・カーペット暮らしの知恵 目次1 カーペットのシミ抜き方法2 カーペットについたシミの原因は大きく分けて二種類2.1 水溶性汚れ2.2 油溶性汚れ3 種類別、シミ抜き方法3.1 水溶性汚れのシミ抜き方法3.2 油溶性汚れのシミ抜き方法4 カーペットにできたシミは早めにシミ抜きしよう カーペットのシミ抜き方法 普段から気をつけていても、カーペットに飲み物や食べ物をこぼしてシミが出来てしまう事って、ありますよね。 そこで今回は、すぐに自分でできるカーペットのシミ抜き方法について解説します。 いざというときのために覚えておいて、いつまでもカーペットを綺麗な状態にしておきましょう。 カーペットについたシミの原因は大きく分けて二種類 カーペットに出来たシミは、以下の二つに分けられます。 水溶性汚れ 油溶性汚れ それぞれ、解説します。 水溶性汚れ 水溶性汚れとは、水に溶けやすい汚れのことで、油分を含んでいないので落としやすい汚れです。 コーヒーやワイン、ジュースなどの飲み物は水溶性です。汚れが目立ちやすい醤油も水溶性汚れになります。 油溶性汚れ 油溶性汚れとは、油に溶けやすい汚れのことです。油溶性汚れは水と相性が悪く、水に馴染みにくいので、簡単に落とせない厄介なシミになります。綺麗にするためには洗剤を使って、しっかりシミ抜きしなければなりません。 チョコレートやパスタソースは油溶性汚れです。また、口紅やファンデーションも油溶性汚れに分類されます。 種類別、シミ抜き方法 シミの種類別に、シミ抜き方法を解説します。 水溶性汚れのシミ抜き方法 まずは、水溶性汚れによってできてしまったシミ抜きの方法から見ていきましょう。 水溶性汚れのシミ抜きをするときに用意するもの 水溶性汚れによるシミを作ってしまったときに必要なのは、食器を洗うときに使うような中性洗剤と雑巾です。 水溶性汚れは、すぐ対処すれば比較的落ちやすいので、素早く対処しましょう。 水溶性汚れのシミ抜きをする方法 飲料などの場合は必要ありませんが、固形のものを落としてしまったときは、カーペットから汚れの原因を取り除きます。 まず、汚れが広がらないようにそっと取り除きましょう。 次に、雑巾を濡らして絞ってください。そこに中性洗剤を数滴つけて軽く揉んで馴染ませます。このとき汚れを取りたいからといって、カーペットに直接洗剤を垂らさないようにしましょう。 あとは汚れの上に雑巾を乗せて、上からぽんぽんと叩きます。ポイントは汚れの外側から中心に向かって叩くことです。逆方向に叩いていくと、汚れが広がってしまいます。 最後に洗剤をつけていない雑巾を濡らして絞り、水拭きでカーペットについてしまた洗剤を吸い取ります。 油溶性汚れのシミ抜き方法 油溶性汚れは水溶性汚れと比べると落としにくいですが、きちんと対処すれば綺麗に取り除けます。 油溶性汚れのシミ抜きをするときに用意するもの 油溶性汚れのシミ抜きをするときは、カーペットの色によって、用意するものが異なります。 白っぽいカーペットなら、酸素系液体漂白剤・雑巾・重曹・ゴム手袋を用意します。 色が濃いカーペットなら、除菌用アルコールと中性洗剤・雑巾を用意します。 カーペットの色べつに解説しましょう。 油溶性汚れのシミ抜き方法(白いカーペットの場合) 油溶性汚れを白っぽいカーペットにつけてしまったときは、酸素系液体漂白剤と油分を分解する効果のある重曹を使います。酸素系の液体漂白剤は素材に優しいのでカーペットを傷めてしまう心配がありません。 まず、酸素系液体漂白剤20mlに大さじ1の重曹を入れてしっかり混ぜます。 雑巾を濡らして硬く絞ったら、電子レンジで温めましょう。 次に、汚れに直接、酸素系液体漂白剤と重曹を混ぜたものをかけ、少しだけ放置した後雑巾でしっかり叩きましょう。 汚れがある程度落ちたら、カーペットに水を少しだけかけて乾いた雑巾でしっかり叩きます。汚れが取れていればこれで完了です。 汚れが残っている場合は落ちるまで繰り返してください。 漂白剤は色を脱色させてしまう可能性が高いので、心配な場合はまず目立たない部分に直接酸素系液体漂白剤と重曹を混ぜたものをかけて試しておきましょう。 油溶性汚れのシミ抜き方法(濃い色のカーペットの場合) カーペットが濃い色の場合は色落ちしてしまう可能性が高いので、アルコールと中性洗剤を使います。 まず汚れの原因を汚れが広がらないように取り除いたら、布にアルコールをつけて汚れを叩きます。 ある程度汚れが取れるまで繰り返しますが、アルコールはカーペットを傷めてしまう可能性があるのでやりすぎには注意しましょう。 汚れが目立たなくなったら中性洗剤とぬるま湯を混ぜたものを雑巾につけ、拭きあげます。 最後に、水で濡らした雑巾で上からトントンと叩いて洗剤を取り除いてください。 カーペットにできたシミは早めにシミ抜きしよう カーペットにできてしまったシミは時間が経てば経つほど落としにくくなります。シミを作ってしまったら、できるだけ早くシミ抜きをしましょう。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事 ikehiko イケヒコ公式オンラインショップのブログを2021年6月より開設しました。 インテリアのお手入れ方法や、おすすめ商品の紹介、コーディネートの提案などを中心に情報発信しております。 会社概要を見る > 関連サイト一覧 イケヒコ公式通販サイト い草とこたつの専門店-い草屋さんこたつ屋さん ラグ・カーペット・寝具の専門店-hikora(ヒコラ) 畳の専門店-TATAMIZUKI(タタミズキ) インテリアセレクトショップ-irashiikurashi(アイラシイクラシ) wakore-世代を超えて受け継がれれてきたものを次の時代へ IKEHIKO CLIP-住ビジネスの動向やトレンドを届けるコミュニティ型メディア 卸・仕入れ・ドロップシッピングのIKEMART 最新記事 by ikehiko (全て見る) 失敗しない!マンション改装のチェックポイント - 2022.03.15 家を買う際はいくら必要?住宅ローン借入額や家を買う8つのメリット・デメリットについても解説 - 2022.03.15 家を買うタイミングの決め方は?他の人が買ったタイミングと3つの注意ポイントを紹介 - 2022.03.15 関連記事: 床暖房対応のラグ・カーペットとは?非対応との違い カーペットについた油性ペンの落とし方 ラグやカーペットのダニ対策。効果的なダニの駆除の仕方について。ラグ カーペットのダニはこうやって退治しよう 【動画付】ラグ・カーペットの洗濯機での洗い方
目次1 カーペットのシミ抜き方法2 カーペットについたシミの原因は大きく分けて二種類2.1 水溶性汚れ2.2 油溶性汚れ3 種類別、シミ抜き方法3.1 水溶性汚れのシミ抜き方法3.2 油溶性汚れのシミ抜き方法4 カーペットにできたシミは早めにシミ抜きしよう カーペットのシミ抜き方法 普段から気をつけていても、カーペットに飲み物や食べ物をこぼしてシミが出来てしまう事って、ありますよね。 そこで今回は、すぐに自分でできるカーペットのシミ抜き方法について解説します。 いざというときのために覚えておいて、いつまでもカーペットを綺麗な状態にしておきましょう。 カーペットについたシミの原因は大きく分けて二種類 カーペットに出来たシミは、以下の二つに分けられます。 水溶性汚れ 油溶性汚れ それぞれ、解説します。 水溶性汚れ 水溶性汚れとは、水に溶けやすい汚れのことで、油分を含んでいないので落としやすい汚れです。 コーヒーやワイン、ジュースなどの飲み物は水溶性です。汚れが目立ちやすい醤油も水溶性汚れになります。 油溶性汚れ 油溶性汚れとは、油に溶けやすい汚れのことです。油溶性汚れは水と相性が悪く、水に馴染みにくいので、簡単に落とせない厄介なシミになります。綺麗にするためには洗剤を使って、しっかりシミ抜きしなければなりません。 チョコレートやパスタソースは油溶性汚れです。また、口紅やファンデーションも油溶性汚れに分類されます。 種類別、シミ抜き方法 シミの種類別に、シミ抜き方法を解説します。 水溶性汚れのシミ抜き方法 まずは、水溶性汚れによってできてしまったシミ抜きの方法から見ていきましょう。 水溶性汚れのシミ抜きをするときに用意するもの 水溶性汚れによるシミを作ってしまったときに必要なのは、食器を洗うときに使うような中性洗剤と雑巾です。 水溶性汚れは、すぐ対処すれば比較的落ちやすいので、素早く対処しましょう。 水溶性汚れのシミ抜きをする方法 飲料などの場合は必要ありませんが、固形のものを落としてしまったときは、カーペットから汚れの原因を取り除きます。 まず、汚れが広がらないようにそっと取り除きましょう。 次に、雑巾を濡らして絞ってください。そこに中性洗剤を数滴つけて軽く揉んで馴染ませます。このとき汚れを取りたいからといって、カーペットに直接洗剤を垂らさないようにしましょう。 あとは汚れの上に雑巾を乗せて、上からぽんぽんと叩きます。ポイントは汚れの外側から中心に向かって叩くことです。逆方向に叩いていくと、汚れが広がってしまいます。 最後に洗剤をつけていない雑巾を濡らして絞り、水拭きでカーペットについてしまた洗剤を吸い取ります。 油溶性汚れのシミ抜き方法 油溶性汚れは水溶性汚れと比べると落としにくいですが、きちんと対処すれば綺麗に取り除けます。 油溶性汚れのシミ抜きをするときに用意するもの 油溶性汚れのシミ抜きをするときは、カーペットの色によって、用意するものが異なります。 白っぽいカーペットなら、酸素系液体漂白剤・雑巾・重曹・ゴム手袋を用意します。 色が濃いカーペットなら、除菌用アルコールと中性洗剤・雑巾を用意します。 カーペットの色べつに解説しましょう。 油溶性汚れのシミ抜き方法(白いカーペットの場合) 油溶性汚れを白っぽいカーペットにつけてしまったときは、酸素系液体漂白剤と油分を分解する効果のある重曹を使います。酸素系の液体漂白剤は素材に優しいのでカーペットを傷めてしまう心配がありません。 まず、酸素系液体漂白剤20mlに大さじ1の重曹を入れてしっかり混ぜます。 雑巾を濡らして硬く絞ったら、電子レンジで温めましょう。 次に、汚れに直接、酸素系液体漂白剤と重曹を混ぜたものをかけ、少しだけ放置した後雑巾でしっかり叩きましょう。 汚れがある程度落ちたら、カーペットに水を少しだけかけて乾いた雑巾でしっかり叩きます。汚れが取れていればこれで完了です。 汚れが残っている場合は落ちるまで繰り返してください。 漂白剤は色を脱色させてしまう可能性が高いので、心配な場合はまず目立たない部分に直接酸素系液体漂白剤と重曹を混ぜたものをかけて試しておきましょう。 油溶性汚れのシミ抜き方法(濃い色のカーペットの場合) カーペットが濃い色の場合は色落ちしてしまう可能性が高いので、アルコールと中性洗剤を使います。 まず汚れの原因を汚れが広がらないように取り除いたら、布にアルコールをつけて汚れを叩きます。 ある程度汚れが取れるまで繰り返しますが、アルコールはカーペットを傷めてしまう可能性があるのでやりすぎには注意しましょう。 汚れが目立たなくなったら中性洗剤とぬるま湯を混ぜたものを雑巾につけ、拭きあげます。 最後に、水で濡らした雑巾で上からトントンと叩いて洗剤を取り除いてください。 カーペットにできたシミは早めにシミ抜きしよう カーペットにできてしまったシミは時間が経てば経つほど落としにくくなります。シミを作ってしまったら、できるだけ早くシミ抜きをしましょう。