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繋がるものづくり-い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承-

シリーズ「繋がるものづくり」では、イケヒコ商品に携わる全ての方々(生産者・加工先・開発者・お客様)の生の声を取り上げることで、イケヒコとお客様を繋げていく事を目的としています。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承-

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

今回は、福岡県の柳川市でイケヒコのい草ラグの生産に携わってくださっております、い草ラグ生産者の椛島裕喜さんを取り上げさせて頂きます。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

[職人]

椛島 裕喜

Yuki Kabashima

1982年9月15日生まれ。

20歳の頃より、父・椛島一郎の基でい草ラグ職人としての道をスタートする。

父・椛島一郎はもちろん、様々な職人の方々から技術を学び、自分はまだまだと日々謙虚な姿勢で、日本文化の継承に貢献する、39歳の若手職人。

Interview

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

1つの柄に10色から20色

ーお父様の椛島一郎さんから、このお仕事を継がれるようになったのはおいくつの頃だったのでしょうか?

椛島

20歳の時になります。「手伝ってみらんか?」と父に言われ、最初は仕事の手伝いから入りました。

最初の頃は、生産者の中では最も若手と言うのもあり、同年代の生産者がいない事に寂しさを感じていました。

しかし、30歳くらいの頃から同年代の畳屋さんやい草農家さんと知り合う機会を作って頂き、「あぁ、面白いな」と思えるようになりました。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

ーどのような時、”面白い”と感じられますか?

椛島

い草ラグの柄が決まって色付けをする時、そのい草ラグの柄に合った色というものがバチッと決まった時は面白いですね。

ここにこの色を入れてみた方がいいんじゃないかと色々考えて、一つの柄に10色から20色ほど作ったりすることもあります。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

ーそんなに作られるのですね!

椛島

印刷したものと実際に織ってみたものとでは、見え方が違いますからね。

そのような、自分の中で「いいなぁ」と思った商品が周りの方々から「いいね」と言われた時、評価された時はもちろん嬉しいですし、売れ筋商品になった時はさらに嬉しいです。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

ーどの商品が印象に残っていらっしゃいますか?

椛島

カラフルブロックですね。

斬新な色使いで、最初は「売れるかな?」と思っていましたが、周りの方々からのご協力と技術もあって、すごく色がマッチした商品になりました。

当たり前の事

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

ーお仕事において、心がけている事を教えてください。

椛島

買っていただく消費者の方に綺麗なものを届けたいというのはもちろんですが、プロの方の目から見ても「ここのい草ラグは違うな」と思って頂けるように仕上げるよう心がけています。

ー実際のお仕事を拝見させて頂いて思ったのですが、い草ラグの仕上げをする際は、どのような点を見ていらっしゃるのでしょうか?素人目では、どこを見られているのだろう?と思う事ばかりでして…。

椛島

仕上げを見て、「そこまでせないかんと?」とよく驚かれるのですが、自分としては当たり前の事と思って仕上げを行なっています。

経験もあると思いますが、最初から自分の祖父、父親のこだわりを教えてもらっているので、こだわりというよりも、当たり前という感覚で行なっています。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

父の背中

―このお仕事をお父様から継がれる際、お父様の椛島一郎さんはどんな事をおっしゃっていましたか?

椛島

特に何も言われなかったです笑 背中を見せられているという感じです。

仕事においても、最初の頃は傷の見方などを教えてもらう事もありましたが、何かを言われるという事はなかったです。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

―お父様の姿で、印象に残る姿などはございますか?

椛島

自分も15年以上この仕事をしていますが、今でも勝てないなと思うのは、い草ラグを織っている時に機械の不調が出た時ですね。

機械の状況によって違うい草が、例えば本来なら赤のい草が飛ばなければいけない所に、黒のい草が飛んでしまうと言うような事があります。

そういう時に父は織られたい草ラグをパッと見ただけですぐに分かるんですね。自分もちょっと考えたら分かる事ではあるのですが、気づくスピードが違います。

そういう姿を見た時は、もちろん経験もあるのでしょうが、本当に機械に興味があって、この仕事が好きなんだろうなというのを思い知らされます。

それ以外にも、いろいろな知識や、仕事の正確さ、速さなどを見ると、自分はまだまだだなと思い知らされます。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

もっと伝えていく

―い草ラグ、畳・い草という日本の文化を継承してくために何をすればいいのか。それは私たちも考えるべき事ではありますが、裕喜さんの考えをお聞かせ頂けますか?

椛島

まず、使ってもらわないとダメだと思います。多くの人に知って頂くようにしていかないなといけないと思います。

それこそ、私たちの所に「い草ラグが欲しい」と言ったお客様が来られる事があります。その人たちの中で、自分たち世代の人たちは、家の玄関に入った時に「あぁ畳の匂いがする」とおっしゃるんですね。

しかし、私たちより若い世代の人たちは「温泉旅館の匂い、おばあちゃん家の匂いがする」とおっしゃるんですね。”畳の匂い”じゃないんですよ。

それを聞くと、「あぁ畳って、認知されていないんだな」と”畳離れ”を思い知らされます。

だからこそ、畳・い草というものを、もっと伝えていかないといけないなと思います。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

ー椛島さんが考える畳・い草の魅力を教えてください。

椛島

やはり機能性ですね。特に消臭機能。家で寝ござを使っていますが、奥さんから「布団のおやじ臭さが無くなった」と言われました笑

今年は1年間年中無休で寝ござを使ってみましたが、今でも布団からい草の匂いがします。それくらい、い草の消臭力は凄いんです。

寝ござは夏に使うイメージがありますが、冬でも使えます。

布団の上に寝ござを敷いて、その上に暖かい素材のシーツを敷いても冷たくはありませんし、乾燥しても水分を適度に出してくれますので、冬場に使っても全然問題はありません。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承

ーおしゃれなインテリアとしても、い草ラグは楽しめると思います。

椛島

昔と違って、おしゃれな柄が増えてきたと思います。お客様も「こげない草ラグがあると!?」とビックリされるくらい、今では色々な柄があります。

い草のインソールのような小さなものからでもいいので、まずは使ってみてもらって、い草のファンになって頂けたらと思います。

―お話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。

椛島

ありがとうございました。

い草ラグ生産者 椛島裕喜さんが語る、い草ラグの継承


収録日:2021年1月25日/2021年6月18日
収録場所:福岡県柳川市
インタビュー・撮影:伊東朋宏
企画:株式会社イケヒコ・コーポレーション


椛島裕喜さんが生産していらっしゃる製品

い草ラグ生産者 椛島一郎さんが語る、い草ラグの進化

DX ランクス

ワイン/ベージュ/ネイビー
  • 140×200cm
  • 176×230cm
  • 191×191cm
  • 191×250cm
  • 191×300cm

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